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旅ワザ

旅行先で日本人が狙われやすい理由と狙われない方法

投稿日:2019年4月20日 更新日:

海外では、日本人はお金を持っているという印象がありますし、スキも多いので旅行中に狙われやすいというのは昔からよく聞く話です。

では、同じアジア人でもどうして中国人や韓国人でなく日本人が狙われるのでしょうか?

その原因と、狙われないようにするためにやってはいけないことを見ていきましょう。どれも基本中の基本ですが、大事なことです。

 

日本人が狙われるのは平和オーラだだ漏れだから

とにもかくにも、日本人が狙われる理由はこれ一択です。旅行先では頭がお花畑になって開放的になるのはみんな同じですが、日本人はここで警戒心まで解き放ってしまうことが多く、これこそが問題なのです。

本人たちは警戒しているつもりなのかもしれませんが、実際には治安が良くて平和な日本の感覚をそのまま持ち歩いている人が大多数で、海外で見かけると無防備な姿がとても目立ちます。

鉄則として覚えておいていただきたいのは、日本の当たり前は海外では当たり前ではないということです。

日本で当たり前に夜中に出歩けることも海外では当たり前ではありませんし、日本で当たり前に現金をたくさん持って買い物できることも海外で当たり前だとは限りません。

日本の当たり前は海外では違うというのは、治安に限ったことではなく、文化、食事、宗教など全てにおいて言えることです。

海外では、自分は今別の場所にいるんだということを常に意識しましょう。

 

旅行中に注意すべきこと

さて、では具体的に日本人のどのような行動が海外で狙われやすいのでしょうか?全ては「警戒心がない人は狙われやすい」ということに尽きるのですが、それだけだと具体性に欠けるので実際に何をしたらダメなのか(無防備に映るのか)見ていきましょう。

 

買い物の後、財布にお金を入れながら外に出ない

日本では、お店から出たあとにお釣りのお札を財布に入れながら歩くのはよく見る光景ですよね。

でも、海外では絶対にやめましょう。

比較的治安のいい国ではお札を見せながら歩いたからといって何かが起こることは滅多にありませんが、治安が良くない国では後を付けられて強盗されることもあり得るのです。

お金や財布を外で見せるのは絶対ダメ。お金は、お店の中でしっかり財布にしまい、その財布をカバンに入れてフタを閉めてから外に出ましょう。

 

カバンを開けっ放しにしない

治安がいい日本で育った日本人は、海外旅行中もついそのクセでカバンのフタを大きく開けっ放しにしてしまいがち。財布が丸見えだろうがカメラやスマホが見えていようがお構いなしです。

でも、海外はお金どころかiPhoneを奪うために殺人事件が起こることだってある場所なのです(もちろん国によって差異はありますが)。

大きくカバンを開けたままにするという緩み切った態度自体が、強盗してくださいと言っているようなものだということを意識しましょう。

スリや万引きの大多数は「盗みをする機会があったから」という突発的な理由で、ほとんどは無計画なものだというデータもあります。つまり、ほとんどは魔が差してやってしまうということですね。

カバンを開けっ放しにして中身を見せながら歩くのは、まさに相手に不必要な欲求を抱かせてしまう行為なのです。防ぐことのできる犯罪は自分の力で防ぎましょう。

 

ガイドブックや地図を持ちっぱなしにして歩かない

ガイドブックや地図は、いちいちカバンにしまうと見たい時にその都度出さなければならないので面倒ではありますが、ガイドブックや地図を手に持ったまま歩いていれば「自分は旅行者(カモ)です」と自ら宣伝しているようなものです。

持ったままな方が便利なのは分かりますが、ぐっとこらえてカバンやポケットにしまいましょう。

 

キョロキョロしない

しきりにキョロキョロしたりちこち指差しながら歩くのも観光客だとアピールしているようなものです。

あの建物きれいだね、こっちもきれいだね、とあちこち指差したい気持ちは分かりますが、大きな声で話しながら大げさな動作で指を指していると観光客だとバレバレなので、せめて声を落とすか控えめな動作にするといいです。

とにかく、観光客であることをなるべく分かりにくくすることが大事です。どうせ隠してもほとんどバレてしまうので、ならばせめてわざわざ目立つ態度を取るのはやめましょう。

 

周りの人の動向は常に横目で見ておく

犯罪とは人が起こすものです。旅行先の場合、今自分の近くにいる人がなんらかの行動を起こす場合が多いので、周りにどんな人がいるか(年齢、性別、雰囲気)、どんな行動を取っているのかは、ジロジロ見ないまでも横目でチェックはしておくようにしましょう。

少し挙動不審な人がいたら近づかないで行動を注視しておく、自分との距離がだんだん近づいてくるような人がいれば注意するなど、常に防御戦を張っておけば、それだけで周りから見てもあなたはスキがない人物に見えて狙われる確率も低くなります。

例えば、公園のベンチで座っている時すぐ隣に人が座ったらさりげなく自分のカバンに手を添えるなど、ちゃんと注意をしていますよ、というところをナチュラルに見せられるのが理想です。

もちろん、あからさまに相手に警戒心をむき出しにしてカバンを抱え込むようなことをしては、善良かもしれない相手に非常に失礼なので、あくまでさりげなくです。

 

まとめ:開放的にエンジョイしつつ、常に警戒は怠らない

いかがでしょうか。どれも基本的なことばかりですが、楽しい旅行中は開放的になるあまり、この基本事項まで頭から開放されてしまうせいで犯罪者から狙われることになると私は考えています。

よほど普段からスキがない人なら別ですが、海外に行き慣れていない人や行き先の情勢をよく知らない場合は、開放的になる中でも常に周囲には気をくばるようにしましょう。

 

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