高級ホテルのソフィテルや格安ホテルのイビスで知られるホテルチェーンの「アコーホテルズ」が、ミドルクラスの新ブランド「TRIBE」(トライブ)を立ち上げました。
「トライブ」は、これまでの高級ホテルとも格安ホテルとも違って価格よりもスタイルを重視した設計になっており、利用者にワンランク上の空間を提供することをコンセプトとしているそうです。
インテリアにはジャン=ポール・ゴルチェやジョン・ポールといった著名デザイナーの家具や雑貨を使用しており、客室から共有エリアまで細部に渡って統一性のあるモダンで洗練されたデザインになっています。
トライブは、昨今ワンランク上の体験を手の届く価格で求めるニーズが非常に高まっていることから、グループがこれまで手がけていなかったミドルクラスの新ブランドとして立ち上げられることになったとのことです。
ちょっと高めの旅行、食事、スイーツなどの需要が高まっているのは日本も同じですが、少しだけ贅沢をしてワンクラス上のサービスを求めるという風潮は世界共通のようですね。
現在、トライブブランドのホテルはオーストラリアのパースにしかありませんが、パリ、ロンドン、ドバイ、シンガポール、バンコクなどの主要都市を始め2030年までに世界150ヶ国への展開を予定しており、現在すでに50のホテルと交渉を進めているそうです。
気になる価格としては、現在唯一展開済みのオーストラリアのパースのトライブでは1泊2名で2万円ちょっとなので、まさに「手の届く贅沢」ですね。
ポイントが貯まるホテルとしてマイラーも注目のアコーホテルズ、今後も目が離せません。
アコーホテルズプレスリリース記事(英語):
https://press.accor.com/accor-launches-its-new-lifestyle-brand-tribe/