アメリカのナショナルパークウィーク直前にして、去年の火山噴火で立ち入り禁止となっていたハワイ火山国立公園のキラウェア・イキ・トレイルが再開されました。
ハワイ火山国立公園は、去年2018年5月に世界で一番活発なキラウェア火山の壊滅的な噴火や地震のダメージのため1年間完全に閉園となっていましたが、このたび公園の中でも特に人気のキラウェア・イキ・トレイルのほとんどが再オープンになったとのことです。
去年の噴火の被害はあまりにすさまじく、地元警察は避難しない住民や観光客を逮捕すると脅すまでに至ったそうで、噴火による住居の被害は最終的に700軒にまで上ったそうです。
噴火後にはハリケーン「レーン」やその他2つの巨大熱帯低気圧の被害、更にはもう一つの火山マウナロアの野火もあり、CNNはこの1年間の補修作業はとても厳しいものだったと報じています。
現時点ではキラウェアの火山活動は一旦収束しましたが、研究者たちは引き続き監視を続けるそうです。
ゴールデンウィークにハワイに行く予定のある人は、噴火の被害から蘇ったハワイ火山国立公園を見に行ってみてはいかがでしょうか?
■海外ニュース記事(英語)
https://www.atlasobscura.com/articles/hawaii-volcanoes-national-park-hiking-trail-reopened