ポイントサイトを使っていると、貯めたポイントが審査を通らず却下になる時があります。
明らかにポイント目当てのものや、予約した旅行をキャンセルした場合、ポイント付与条件を満たさない場合は却下されるのは当然ですが、中には条件を全て満たしているのに非承認になる場合があります。
そんな時は迷わず問い合わせる必要がありますが、いくつかコツがあるので、過去の私のポイント却下事例と却下された場合の対処法、却下を防止する方法をご紹介します。
運営者エンドゥーの過去のポイント却下事例
資料請求案件で知らない番号からの鬼電に出なかったせいで却下→3ヶ月後承認
以前、マンション経営に興味があったのでハピタスでとあるマンション経営関連サイトに資料請求したところ、数日後仕事中に知らない電話番号から何度も連続で着信がありました。大事な会議中でしたし、5分間に3回も着信があったので当然出られませんでした。
すると、それから数分もしないうちにその案件のポイントが非承認になったのです。
急いでポイント承認条件を再確認すると、ポイントは会員登録が完了した時点で付与されると書いてあり、電話による本人確認が必要だとは一言も書いてありません(登録先企業からの電話に出て本人確認が必要な案件の場合、普通ははちゃんと書いてあります)。
不服だった私は、すぐハピタスに問い合わせました。
ハピタスには案件ごとに問い合わせボタンがあるので、そこから問い合わせて上記の経緯を説明しました。
するとすぐに運営から返事があり、丁寧なお詫びと調査する旨が書かれていました。
その後は待てど暮らせど返事が来ませんでしたが、3ヵ月経った頃ようやくメールが届き、承認条件を満たしているので承認するという返事がありました。それからしばらくして、その案件のポイント付与条件には電話による本人確認が必要だという文言が追加されていました(笑)。
似た広告がたくさんあって間違えたので却下→もちろん承認不可
ハピタスで旅行を予約する時、同じ予約サイトであっても航空券専用の広告とホテル専用の広告に別れている場合があるのですが、同じサイトの場合似ているので間違えてしまうことがあります。エクスペディアがその例です。
以前、エクスペディアで航空券を予約したかったのですが、いろいろ検索しているうちに誤ってホテル専用の広告をクリックしてそのまま予約してしまったらしく、航空券の予約ではポイントがもらえない広告だったので後日ポイントが非承認になってしまいました。
自分としてはいろいろ検索する中で最終的には航空券のボタンを押したつもりだったので運営に問い合わせたところ、すぐに返事があり、「利用履歴を調べたところ航空券の広告はクリックしていなかったのでポイント付与できません」との返答でした。
なるほど、クリックしたつもりでしたがしていなかったのですね・・・。
そして、誰がいつ何をクリックしたのか運営側で調べるとちゃんとわかるようになっているようです。
自分としてはてっきり航空券の広告を正しくクリックしたつもりになっていましたが、クリックしていなかったのなら仕方ありません。
数千ポイントだったので痛かったですが、自分が悪いので諦めました。
以来、広告をクリックする時は本当に合っているか3回くらい確認しています(笑)。
海外のレンタカーで理由がわからず却下→1年後に承認
もう何年も前のことですが、海外旅行でレンタカーを利用する予定があったためハピタス経由で予約しました。
当然レンタカーは予定通り借りて、帰りは受付のタイ人のお兄さんに空港(の間違ったターミナル笑)まで送ってもらったのですが、後日何故かポイントが却下になりました。
ポイント付与条件は全て満たしていたので、不服に思いハピタスに問い合わせたところ、海外のショップのため調査に数ヶ月かかるかもしれないとのこと。
仕方ないので大人しく待ちましたが、やはり待てど暮らせど返事は来ず、ついに一年が経過しました。数百ポイントの話なのでこちらももう忘れていましたが、少額であればうやむやにしていいわけではありません。
そこで、初回問い合わせ直後に来たメールにそのまま引用返信する形で再度ハピタス運営にメールをしました。
しかし3営業日経過しても返事は来ません。
メール返信ではなくハピタスのサイトのフォームからの連絡でないと見てもらえないのかと思い、3日前に送ったのと同じ内容をコピペしてサイトのフォームから問い合わせると、翌日「行き違いになって申し訳ありません」との返事が。
いやいや、1年待たせて今初めて返信してきたのに行き違いはないよね(笑)
ちなみに、迷惑メールフォルダやゴミ箱は毎日チェックしているので、私が見落として行き違いになったということもありません。
しかも、運営からの返信は「レンタカー会社から『運営者エンドゥーが現れなかった』との返事があったので、ポイントは付与できません」との内容でした。
え??だからちゃんと借りてタイ人のお兄ちゃんに間違ったターミナルまで送ってもらったじゃん?(笑)
本当はレシートさえあれば一発で終わる話だったのですが、一年以上前のことなのでさすがに保存しておらず後悔しました。
しかし、ここでふと今回のレンタカーのクレジットカードの利用履歴が予約メールに記載されていた金額より高いことに気付きました。
これは、当日受付で保険を追加したためです。
もし本当に私が現れなかったなら請求額は予約時の金額と同じになるはずなので、レンタカー会社の言っていることは間違っていることになります。
再度クレジットカードの履歴を提示してハピタス運営にメールしたところ、ようやく「状況から判断して条件を満たしていると思われますのでポイントを付与します」とのこと。
当たり前だよ。
一年も待たせたのに、そのことを謝罪するどころかあたかもこちらがメールを見落として行き違いになったかのような書き方をしてきたことは腑に落ちませんが、まあポイントはきちんと付与されたので良しとします。ちなみに、ポイント却下と判断したのはレンタカーショップの不手際なので、ハピタスは直接は悪くないと思います。
ネット通販でポイント却下どころか通帳に記入すらされない…
これはまだ未解決で本当に悔しい話なのですが、以前とある通販サイトで合計40~50万円ほど買い物をしたのに、ポイントが非承認になるどころか通帳に記帳すらされないということがありました。
ポイントにすると7000ポイントくらいになるのでかなりの額ですが、ポイント却下になった場合でもその通販サイトについては調査不可能とハピタスに書いてあります。
いくらなんでもそれはないだろうと思いつつ、こちらも説得力のある材料が見つからずまだ問い合わせができていない状態です。
もやもやしながらいろいろ調べていると、利用者のコメントに一つ気になることが書いてありました。
それは、商品をカートに入れるタイミングによってはポイントが却下になることもあるとのこと。
その人によると、ハピタスで広告バナーをクリックしてから商品をカートに入れなければハピタスに利用履歴が認識されないことがあるんだそうです。つまり、商品をカートに入れてからバナーをクリックするという逆の順番だとカウントされずにポイントがもらえないということです。
しかし、ポイント承認条件にはそんなこと一言も書いてありません。その変わり、「調査不可」と書いてあります。
調査不可とさえ書けば条件外の却下も許されるのか…。
何度かポイント非承認になって学んだ教訓
このように、何度かポイントが却下になっていくつか学んだことがあります。
レシートはポイントが承認されるまで必ず保存しておくこと
ホテルの予約、レンタカーの予約などは、キャンセルせずきちんと宿泊するなどサービスを利用しなければポイントは却下になってしまいます。
そして、きちんと利用したはずでも先方の手違いなどで上のレンタカーの例のように却下になってしまうことも残念ながらあります。
こんな時、サービスをキャンセルせずきちんと利用したということを示すのに一番有効なのは当日受付でもらう領収書です。ネット通販の場合はメールの履歴が残るのでそれを出せばいい話ですが、形のない予約の場合、きちんと利用したことを客の側が示せるのは領収書しかありません。
領収書がないとサービスを利用したことを証明できず泣き寝入りになることも考えられるので、レシートは面倒でも必ず保存しておきましょう。私のレンタカーの例でも、クレジットカードの金額が予約時と同じだったら却下だったと思います。
紙のレシートほど強力な証拠はありません。
ネット通販を使う時は、ハピタス→買い物かごに入れるの順番は必須!
先ほどのネット通販の例のように、広告をクリックするタイミングと商品をカートに入れるタイミングが逆になるとポイントが付与されないことがあるのは、比較的どの通販サイトでも共通することのようです。
楽天の場合、最近はハピタスの広告バナー掲載ページにもはっきりそのことが明記されるようになりましたし、私が使った通販サイトもどうやらカートに入れるタイミングが重要みたいです(ユーザーのコメントなのではっきりしたことはわかりませんが)。
↓ハピタスに載っている楽天の説明
他の通販サイトでもそうかもしれないので、買い物かごに入れるのは必ず広告をクリックしてからにしましょう。
何となく、買い物かごに入れてから広告をクリックしないと広告クリックがカウントされない気がして心配になるのは分かるのですが(私もこの理由でいつもカートに入れてからクリックしていました)、それでポイントが却下されては本末転倒です。
不当に却下された場合の最後の手段「景表法違反」と「消費者センター」
明らかにポイントをもらえる条件を満たしているはずなのに何度話してもポイントを承認してもらえない。そんな時は、国を味方に付けるのも一つの方法です。
上記のレンタカーの時も、こちらが何とか証拠を出せたので最後にはようやくポイントがもらえましたが、証拠が不十分だったら承認されなかったかもしれません。
もし、確実にポイント付与条件を満たしているのに不当にポイントが却下になり、しかもこちらの説明が聞き入れられない場合、最後の手段として「景表法違反」か「消費者センター」という言葉を出してみるのも手です。
企業(ポイントサイトなど)がユーザーに対して、ある条件を満たせばポイントがもらえることを明記している場合、その条件を満たせばポイントを付与することは企業側の義務であり、これを怠ると「景品表示法」違反になるのです。
そして、ユーザー(客)は正当にポイントを請求する権利があるにも関わらず企業側が取り合わない場合、消費者センターに問い合わせて調査や指導をしてもらうこともできます。
通常、ポイントサイトはきちんとした企業がやっている広告事業なので、自分たちの評判を守るためにも景表法違反による政府の指導は何としても避けようとします。このため、明らかに先方の非なのにポイントがもらえない場合は、景表法違反ではないかという言葉を出せばきちんと対応してくれるはずです。
まずは冷静に、きちんと証拠を示して交渉を。それでも不当に却下されたなら景表法違反という言葉を出す。それでもダメなら、最悪消費者センターに問い合わせ。
これが最悪の場合の流れです。
ポイントが却下になったけど、海外で借りたレンタカーのレシートが残っていないので証拠が示せないという先ほど例のような場合は、レシートを保存していないのはこちらの非ではなく、きちんとサービスを利用したのにそれを管理していない先方の責任なので、そういう場合は強気に出てもいいのではないかと個人的には思います(私は法律の専門家ではないので素人の見解ですが)。
ただし、繰り返しますが景表法違反という言葉を出したり消費者センターに問い合わせるのは、本当に必要な場合のみです。
そもそもポイント承認条件を満たしていないなど、あなた自身に非があるのに景表法違反という言葉を振りかざすとモンスターカスタマーになってしまいますのでご注意ください。
まとめ:ポイントサイト側もミスをすることはあるが、最悪の自体は避けたいので必ずきちんと対応してくれる
いかがでしょうか?ポイントサイト側にもミスはありますし、いろんな広告主(バナー広告を出しているサービス提供者)がいるので中には管理がずさんな会社もあります。
このため、長いことポイントサイトを使っているとどうしてもポイントが却下になることもあります。
ですが、先ほども書いた通りポイントサイトもおいそれと景表法違反を犯すわけにはいかないので、確実にポイント付与条件を満たしているならきちんと説明すればほとんどの場合は理解してもらえるはずです。
自分に非がある場合は素直に諦める。自分が正しい場合は冷静にそのことを説明する。最悪ダメなら対応機関の力を借りる(ただしモンスターカスタマーにはならないように)。
これが、ポイントが却下になった場合の対処法です。
今回は、もらえるはずのポイントが却下になった事例の話なのでネガティブな印象を持った方もいるかもしれませんが、それでもポイントサイトはちゃんとした企業が運営しているのでしっかりとした対応はしてくれますし、何よりマイルを貯めるには不可欠です。
この記事を読んでハピタスが悪者であるかのような印象を与えてしまったかもしれませんが、私の場合はたまたま少し運が悪かっただけで普段はとてもきちんとしたサービスです。
私も他のサイトと散々比較してみましたが、他の人も言うように初心者でもポイントが貯めやすいのは本当だと思うので、怖がらずに使ってみてください(笑)なお、当サイトからハピタスに登録すれば324マイル分に相当する400ポイントがもらえるので、ちょっと試すだけでもいいと思います(ポイントは、登録から7日以内に1ポイント以上貯めると、それが通帳に記載されてから5日以内に付与されます)。
>>ハピタスに登録して324マイル分の400ポイントをもらう
■ANAマイルを貯める方法