進め!グローバリスト

無理なくマイルを貯める方法と日本では知られていない海外のお得情報 ※当サイトではアフィリエイト、アドセンス広告を使用しています。

ANAマイル JALマイル

飛行機が満席の時、席を譲ってたくさんマイルをもらおう

投稿日:2019年3月15日 更新日:

旅行が好きでよく飛行機に乗る皆さんは、オーバーブッキングという言葉を聞いたことがあるのではないかと思います。

オーバーブッキングによる座席不足が発生した時、席を譲るボランティアをすることでマイルをもらうことができるので、その方法の詳細を記載します。

 

飛行機はオーバーブッキングで満席になることがある

通常航空会社は、当日空港に来ないままキャンセルする人や直前でキャンセルする人がいることを見越して座席数より多めに予約を入れています。

これを「オーバーブッキング」と言いますが、もちろん予想に反して予約を入れていた全員が空港に来ることもあります。

そうすると当然乗れない人が出てきますよね。そんな時、航空会社は報酬を払うことで他の便に変更できる人を募集します。これを「フレックストラベラー制度」と言います。

 

満席の時、「1万円か7500マイルで席を譲ってくれませんか」とアナウンスしている

空港では絶えず何かしらのアナウンスが流れているので気付かなかった人も多いかもしれませんが、たまに「1万円か7500マイルで席を譲ってくれませんか」という趣旨のアナウンスをしていることがあります。

これこそ、オーバーブッキングが発生してしまったのでフレックストラベラーを募集するためのアナウンスです。

 

席を譲ることは「フレックストラベラー制度」という

フレックストラベラーに手を挙げると、フォームに記入して振替便の航空券がもらえます。

そして、手を挙げた人は席を譲るとマイルがもらえるのです(もちろん現金をもらうこともできますが、マイラーはマイルを選ぶことでしょう)。

ただし、手を挙げても当選するかどうかはすぐには決まりません。席が足りないかもしれないという予想はチェックイン状況などを見てある程度あらかじめ予想しますが、座席数より多い乗客がチェックインしても搭乗に間に合わなかったり空港に現れないという場合もあるので、直前まで本当に席が足りないかどうか確定しないのです。

このため少し待たされることもありますし、最悪当選しないこともあるのではないかと思いますが、手を挙げる場合は当たればラッキーくらいの気持ちで応募しましょう。

 

フレックストラベラーの詳細

さて、では席を譲ってもらえるマイルはどのくらいなのでしょうか?先ほど7500マイル(もしくは1万円)と書きましたが、状況によってはそれ以外の金額やマイルになる場合もあります。

 

席を譲ってもらえるマイル

フレックストラベラーに手を挙げた時にもらえる謝礼の金額やマイル数は、フライトの長さや発着地にかかわらずJALもANAも共通で以下のように決まっています。

  • 当日振替の場合:7500マイルまたは1万円
  • 翌日振替の場合:15000マイルまたは2万円+宿泊費・交通費

ただし、「発着地にかかわらず」というのは国内便の場合のみです。国際線については公式にはフレックストラベラー制度は存在しておらず、どうしてもオーバーブッキングで座席が足りなくなってしまった時に募集がかかることもありますが、そこまで一般的ではないようです。

国際線で非公式フレックストラベラーに手を挙げた人の話によると、国際線の場合もらえる金額やマイルはもっと多いそうです。

なお、当日の振替便の場合手を挙げる人はかなり多い時があるので、手を挙げたい人は早めにカウンターに行くといいでしょう。翌日振替となると手を挙げる人もぐっと少なくなります。

 

フレックストラベラーでマイルをもらうための手続き

フレックストラベラーは当日手を挙げればいいように思うかもしれませんが、ANAの場合マイルをもらうには事前の手続きが必要です。

いざとなった時に「フレックストラベラーになってもいいですよ」という意思表示を事前にしておくのです。これにはANAマイレージクラブ会員であることが必要で、事前に意思表示をすることで「AMCフレックスパートナー」というものになります。そして、当日フレックストラベラーに手を挙げると、現金か「AMCフレックスパートナー協力マイル」(7500マイルもしくは1500マイル)がもらえるということになります。

現金でもいいという場合は、事前の手続きは必要ないのではないかと思いますが、マイラーとしては是非マイルをもらいたいので、ANAマイレージクラブ会員の方はいざという時のため事前に登録しておくことをおすすめします。

JALについては特に事前手続きに関する記載はありませんが、マイレージバンク会員でないとマイルをもらうことはできないので、最低限会員である必要はあるのではないかと思います(それか、その場で会員登録ということもできるのでしょうか?)。

 

まとめ:当日振替ならさほど痛手でもないので、棚から7500マイルが降ってくると思えば超お得

翌日振替だとちょっと厳しいフレックストラベラーですが、当日であれば20〜30分後のフライトを割り当ててくれることもあるので、ちょっと到着時刻をおくらすだけで7500マイルももらえると考えれば非常にお得なのではないでしょうか。

もちろん、そんな場合手を挙げる人も多いので熾烈な戦いにはなりますが、いざとなった時事前手続きをしていないせいで7500マイルをもらいそびれたなんてことにならないように登録しておきたいですね。

 

当サイトでは他にもマイルの貯め方や効率的な使い方についての記事を多数書いていますのでご覧ください。

-ANAマイル, JALマイル
-, ,

関連記事

no image

【2019年版】ソラチカ交換手順&スケジュール完全ガイド

重要なお知らせ 2019年12月27日15:00をもって、当記事でご紹介しているソラチカルートの最重要部分であるLINEポイントからメトロポイントへの交換サービスが終了することになり、事実上ソラチカル …

no image

【2019年4月現在】ハピタスの無料資料請求広告まとめ

陸マイラーには欠かせないポイントサイトハピタスですが、ショッピングや航空券の予約のようにお金を使ってポイントを貯める以外に全くお金をかけずにポイントを貯めることができる広告もあります。2019年4月現 …

no image

ANA国内特典航空券はユナイテッド航空のマイルで買った方がお得

アメリカの航空会社に「ユナイテッド航空」がありますが、日本人でもマイレージ会員になることができるのでマイルを貯めることができます。 日本にはJALやANAがあるので必要ないとお思いかもしれませんが、実 …

no image

店舗モニターをするならポイントタウン?ハピタス?全国の店舗数や特徴は?

飲食店に覆面調査員として乗り込むことを「店舗モニター」と言いますが、それができる代表的なポイントサイトにはハピタスとポイントタウンがあります。ここでは、どちらがよりお得にポイント(マイル)が貯まるなのかを検証します。

no image

ANAのマイルが貯まる裏技まとめ2019

ANAのマイルは、工夫次第で旅行に行けるほど貯めることは誰にでもできます。今回は、歩くだけでマイルを貯めたり、携帯の利用ポイントをマイルに交換したりする方法の2019年最新版をご紹介しますので是非試し …



運営者:エンドゥー左紗
サラリーマン陸マイラー。会社員として海外出張で世界を飛び回る傍、陸マイラーとして貯めたマイルで年に2回沖縄に行くなど合計で年に5回ビーチリゾートを旅行しています。英語力を強みとしていて、当サイトでは日本で知られていないマイル情報やお得旅行情報を発信しています。詳しくは詳細プロフィールをご覧ください。